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カバーアップタトゥーとは!タトゥーをタトゥーで消す方法

思ったようなデザインにならなかった、嫌な記憶が蘇る、古いタトゥーに飽きたなど様々な理由からタトゥーを変えたいと思う人は少なくないでしょう。

カバーアップはそんな方の希望を叶える方法の一つです。

この記事では、カバーアップとはそもそもどういうものなのか、カバーアップ出来るタトゥーの見分け方、値段などカバーアップについて幅広く解説します。

タトゥーのカバーアップ(リメイク)とは

タトゥーを彫る

カバーアップは、すでにあるタトゥーの上に新しいデザインのタトゥーを入れることで、古いタトゥーを新しいデザインの一部にする(リメイクする)、もしくは古いタトゥーを隠すことを指します。

そして、新しく入れられたタトゥーをカバーアップタトゥーと呼びます。

タトゥーのカバーアップをする理由

下絵を描くタトゥーアーティスト

なぜ、入れたタトゥーを隠したりリメイクするのでしょうか。

色々な理由が考えられますが、いくつかの例を挙げると次のようになります。

  • 元のタトゥーの出来が悪い
  • タトゥーにいい思い出がない
  • タトゥーが色あせていたり、古く見える
  • 新しいデザインをタトゥーを取り入れたい
  • 傷を隠す(リスカ跡とか)

このようにタトゥーのカバーアップをする理由は、する人の数だけ理由があります。しかし、カバーアップのしやすさは元のタトゥーとカバーアップタトゥーのデザインによって異なります。

例えば青色や緑色などの明るい色が経年によって色褪せた場合、真っ黒の新しいタトゥーよりも簡単にカバーできます。

また、タトゥーの色や状態によっては、タトゥーをカバーアップする前にレーザー除去などを受けてタトゥーを薄くした方がカバーアップしやすかったりします。

タトゥーをカバーアップするためには、元のタトゥーの状態によって完成が左右されることカバーアップタトゥーが万能ではないことを理解しておきましょう!

タトゥー除去とカバーアップどっちがおすすめ?

今のタトゥーが何かしらの理由から嫌になってしまった時、タトゥーのカバーアップかタトゥー除去の二つの選択肢で悩むことと思います。

結論から言うと、目的によってベストな方法は変わります。

仕事や家庭などの事情によってタトゥーが嫌になった人の場合は、カバーアップをしても上に新しいタトゥーが乗るだけで根本的には何も変わりません。

なので、タトゥーそのものが嫌ならレーザー除去、タトゥーのデザインに関して嫌ならカバーアップがおすすめです。

一時的なら隠すのもおすすめ

結婚式などで一時的にタトゥーをどうにかしたい場合は、隠すのもおすすめです。

簡単にできるものだと、ファンデーションやコンシーラーのようなベース化粧品やアクセサリーで隠すなどです。

しかし、化粧品では完璧に隠せないこともあり、アクセサリーでもズレたタイミングでタトゥーが見えてしまうこともあります。

なので、タトゥーを隠す専用に作られた肌かくしーとがおすすめです!

肌かくしーとは、4種類の肌色から自分の肌色に合ったものを選ぶことができて違和感なく隠すことができます。

また、防水な上に1週間貼り続けることができるのでプールや温泉などにも使うことができます!

カバーアップに影響する要素

カバーアップの下絵

タトゥーのカバーアップをする理由のところでも少しご紹介しましたが、カバーアップに影響する要素がいくつかあります。

タトゥーのカバーアップを考える時は、これからご紹介することを忘れずに考慮してください!

サイズ

元々入っているタトゥーのサイズによって、カバーアップタトゥーの最小サイズが決まります。古いタトゥーを覆うには、どれだけ小さくても古いタトゥーと同じくらいの大きさは必要になります

例えば、500円玉くらいの大きさのタトゥーをカバーアップする場合、カバーアップタトゥーは最低でも同じ500円玉くらいの大きさで、それよりも大きくなる可能性もあります。

明るい色やタトゥーは、濃い色のタトゥーよりも隠すのが簡単です。

逆に、濃い色のタトゥーや元の作品に多くの色が使われている場合、カバーアップするのがより難しくなることがあります。

年数

古いタトゥーはインクの色褪せや線がぼやけてきたりして、カバーアップしやすくなります。

例えば、20年前に入れた明るい色の大きなタトゥーよりも、最近入れた小さな黒いタトゥーの方が隠すのが難しいことがあります。

デザイン

複雑なデザインのタトゥーは単純なデザインのタトゥーと比較したときに、カバーアップが難しいです。

例えば、シンプルなトライバルタトゥーでペットのポートレートタトゥーを隠すのは難しいでしょう。

しかし逆に、とてもシンプルなラインのタトゥーをポートレートタトゥーで隠すなど、シンプルなものを複雑なデザインのタトゥーで隠すことは比較的簡単にできます。

アーティストの腕

タトゥーアーティストのカバーアップに関する経験数は、カバーアップの出来に大きく影響します。

純粋なタトゥーの施術とは違い、カバーアップは元々のタトゥーのデザインや色を考慮して新しいタトゥーを上に乗せる必要があります。

なので例えば、古いタトゥーの色を元にインクの色選びをしないと、古いタトゥーが透けて見えることもあります。

カバーアップをしたい場合は、必ずカバーアップタトゥーを彫ったことのあるタトゥーアーティストに相談しましょう!

カバーアップの値段

お金

カバーアップタトゥーの値段は、普通のタトゥーと同様にサイズや色、デザインの細かさなど様々な要素によって変わります。

しかし、基本的に元々のデザインよりも大きなデザインのタトゥーで上書きすることになるので、あまり小さなサイズは使われることがなく相場が高くなりがちです。

また、元々のタトゥーのデザインを活かしたり、古いタトゥーの色が透けないように色選びなど、何もないところに新しいタトゥーを彫るよりもタトゥーアーティストの負担は大きくなります。

なので、一般的なタトゥーの施術よりも値段が高く設定されていることがほとんどです。

詳しい値段・料金に関することは、以下の記事でご紹介しています。

カバーアップのよくある質問

ここからは、カバーアップタトゥーに関するよくある質問に答えていきます。

皆さんの疑問に少しでも答えられると幸いです。

黒いタトゥーをカラーで隠すことはできますか?

黒色のタトゥーを黒以外の色で隠すことはとても難しいです。イメージとしてはステンドグラスで、黒色のステンドグラスの上に、別の明るい色のステンドグラスを重ねても後ろの黒が濃く透けるでしょう。

タトゥーのカバーアップも同様で、明るい色を上から入れても古い黒のインクが透けてしまいます。

絶対に新しく明るい色が入れたいという方は、レーザーによるタトゥー除去で元の黒色を薄くしてからの方が良いでしょう。

タトゥーは入れてからどれくらいでカバーアップできる?

新しいタトゥーを入れたのに、想像と全然違う場合はすぐにカバーアップしたくなりますよね。

しかし、タトゥーを入れてすぐは傷口と変わらないので、カバーアップをすぐすることはできません。

入れたタトゥーが完全に治るまでの最低2〜3週間は皮膚を治すことに専念しましょう。

そして、皮膚が治ったらカバーアップをやっているタトゥーアーティストに相談してください!

カバーアップタトゥーのアフターケアは?

カバーアップタトゥーのアフターケアは普通のアフターケアと変わりません。基本は、清潔にしながら保湿しましょう。

詳しいアフターケアの方法は以下の記事でご紹介しています!

カバーアップタトゥーに使える色はなんですか?

元々のタトゥーが黒の場合は、基本的に黒色になります。

しかし、絵の具のように元々の色を活かして別の色と混ぜることで、色を作ることはできます。例えば、青色の場合赤いタトゥーを上から入れることで、最終的には紫色のタトゥーを完成させることができます。

自分のタトゥーの色を元にどんな色ができるのかは、タトゥーアーティストに相談してみましょう。