バーコードのタトゥーはデジタル技術の発達とともに現れた比較的新しいモチーフです。
一部漫画・アニメのキャラクターが入れていたり、現実世界だと安室奈美恵さんなどが入れられておりタトゥー愛好家以外からも注目を集めています。
しかし、バーコードのタトゥーに実は深い意味があることを知っていますか?
今回はそんなバーコードのタトゥーの意味とデザイン例をご紹介します!
バーコードのタトゥーの意味
バーコードのタトゥーにはさまざまな意味がつけられていますが、ここでは代表的な5つの意味をご紹介します!
- 反消費主義と個性の主張
- バーコードは商品に付けられるものであり、今の消費社会や商品化された社会を象徴しています。これをタトゥーにすることで、人が商品として扱われることへの反発や、画一化された社会に対する抗議の意味を持つことがあります。
- 社会への風刺や批判
- バーコードタトゥーは、現代社会の監視体制や管理社会を風刺するものとしても使われます。特に、個人情報の管理やプライバシーの侵害に対する批判を表現する手段として選ばれることがあります。
- 個人のユニーク性と識別
- バーコードは同じものが2つとない、唯一無二の識別コードであることから、個々人のユニーク性や唯一無二であることを表現するためにバーコードタトゥーを選ぶ人もいます。
- デジタルと現実の融合
- バーコードはデジタル情報の象徴でもあります。デジタル技術と現実の融合を示すために、バーコードタトゥーを使って未来的なイメージやサイバーパンク文化を表現することがあります。
- 自分の価値の再評価
- 一部の人々は、バーコードタトゥーを通じて、自分自身の価値や価格を問い直すきっかけとしています。自分の価値が商品としての値段で決まるわけではないというメッセージを込めることもあります。
皆さんにとってしっくりくる意味はありましたか?
一般的にバーコードを読み込むと商品の値段を表すことから、価値や社会への反発を意味することが多いですね。
バーコードのタトゥーは読める?
実は、正確に彫ったバーコードのタトゥーは読み込むことができます!
なので、バーコードのタトゥーを読み込んだ時に表示させたいものも自由に決めることができます。
ただし、ほんのわずかでも間違えたり綺麗に線が引けない、施術後線が滲んでしまうと読み込めなくなってしまうので要注意です。
ちゃんと読み込めるバーコードのタトゥーを入れたい人は、タトゥーアーティスト選びを慎重に行うことをオススメします!
バーコードのタトゥーの種類・デザイン紹介
ここからはバーコードのタトゥーのデザインを紹介していきます!
あまり種類は多くないですが、それぞれのタトゥーデザインの簡単な解説もしていくので、皆さんの好みのデザインを探してみてください!
シンプルなバーコードのワンポイントタトゥー
とてもシンプルなバーコードのワンポイントタトゥーです。
この画像のように腕の内側など、チラッと見える場所に入れるとお洒落なデザインですね!
生年月日・誕生日のバーコードタトゥー
生年月日(誕生日)とともにバーコードを描いたタトゥーデザインです。
バーコードの下には生まれた国も書かれています。
手首にQRコードのワンポイントタトゥー
手首にQRコードのワンポイントタトゥーを入れたデザイン例です。
このタトゥーはとても細かく正確に描かれていて、QRコードを読み込んだら何が表示されるのか気になりますね。
Spotifyのバーコードタトゥー
Spotifyの曲のバーコードをタトゥーにしたデザイン例です。
自分の好きな曲をこのように彫るのも、自分らしさを表現するという意味で良いですね!
首にバーコードのタトゥー
首の裏にバーコードのタトゥーを彫ったデザイン例です。
首裏はバーコードのタトゥーを入れるととてもお洒落で、人気の場所です。
レタリングとバーコードのワンポイントタトゥー
バーコードのタトゥーの上に、レタリングを施したデザイン例です。
「One of a kind(世界に一つ)」と書かれていて、自分が唯一無二の存在であることを表現しています。
引き裂かれたバーコードのタトゥー
バーコードを刑務所の鉄格子に見立てた、タトゥーのデザイン例です。
鉄格子は過去の自分やトラウマ、束縛する何かを表していて、そこからの脱却を意味すると言われています。
レインボーのバーコードタトゥー
レインボーに描かれたバーコードタトゥーのデザイン例です。
デザインとしてもかわいいですが、レインボーはLGBTQ+を表していて、人間の多様性を意味します。
風刺的なバーコードのタトゥー
ドイツ語のレタリングとバーコードを組み合わせたタトゥーデザインです。
レタリングでは「MENSCH(ドイツ語で人)」と書かれており、社会風刺や現代社会に対する反発を表しています。