カラス(八咫烏)のタトゥーデザインと意味を紹介!
2024/02/06
カラスはその黒くエレガントな見た目から、人気のタトゥーデザインです。
また日本神話の中では八咫烏という形で登場しており、タトゥーでも様々な意味を持っています。
そこで、今回はそんなカラスと八咫烏のタトゥーが持つ意味とデザイン例をご紹介します!
カラスのタトゥーにはそれぞれの文化や捉え方によって様々な意味があります。
以下に代表的な意味をまとめました。
また日本においては、古代中国の影響を受け、日本神話である古事記で太陽の神「天照大御神」の使いとして八咫烏という足が三本のカラスが登場しています。
この八咫烏は、初代天皇である神武天皇が熊野(現在の和歌山県)で他の神々と戦い苦戦していた時に、天照大御神の使いとして神武天皇を導いたとされています。
八咫烏の導きを得た神武天皇は、神々との争いに勝利し初代天皇に即位します。こうして、日本の皇室は始まりました。
こうした神話を背景として、八咫烏には守護者や光、導き、愛国心を示すといった意味があります。
ここからは、カラス(八咫烏)のデザインを紹介します。
カラスのデザインは実際のカラス同様、黒一色で描かれることが多いですが、そんな中でも様々なデザインがあります。
様々なデザインをご紹介するので、ご自身に合うものを探してみてください!
墨で描いたようなタッチのカラスのタトゥーです。
カラスの躍動感が出ている良いデザインですね。
ワンポイントのカラスのタトゥーです。
ワンポイントながら、カラスが止まる木の枝などと共に描くことで綺麗なデザインになっています。
タトゥーで人気のトライバル柄で描いた八咫烏のタトゥーです。
日本サッカー協会のロゴでも、八咫烏とサッカーボールのデザインになっており、そのオマージュと考えられます。
カラスとドクロのモチーフは、日本的な良いイメージではなく、西洋的な悪いカラスのイメージから生まれたデザインです。
西洋の神話では殺戮を呼ぶ神であったり、死人を食い漁るカラスのイメージが死の象徴としてのカラスを作り上げました。
羽根を広げ飛んでいるカラスとコンパスを組み合わせたデザインです。
八咫烏には導きという意味がありますが、コンパスと組み合わせることでよりその意味が強調されています。
首にカラスの頭部をあしらったデザインです。
黒一色ですが、カラスの毛並みが表現されていて良いデザインですね。
月と枝に止まるカラスをモチーフにしたタトゥーデザインです。
月光に照らされるカラスから漂う哀愁がなんとも言えません。
桜の花とカラスをモチーフにしたデザイン例です。
水墨画のようなタッチで描かれており、桜の赤と枝やカラスの黒が対照的でとても美しいデザインです。
ちなみに、桜には「精神の美」「純潔」「優美な女性」といった花言葉があります。
西洋の見方ではカラスは死を連想する意味を持ちます。
なので、自分の大事な人が亡くなった時に、デザイン例のように日付などのレタリングと共に掘ることで、大事な人を追悼する意味になります。
八咫烏と八咫烏が導いたとされている神武天皇をモチーフにしたデザイン例です。
八咫烏が額に埋もれてしまわないように、このデザインでは普段黒く描かれる八咫烏が白く描かれています。
胸元をいっぱいに使って描かれたカラスのタトゥーです。
海外の格闘家などでも胸元いっぱいに動物モチーフのタトゥーを入れている人もおり、定番の位置と言えます。
アメリカントラディショナルタトゥーでは、基本的にカラスは使われないモチーフですが、このデザイン例では見事に描かれています。
アメリカントラディショナルのスタイルでタトゥーを多く入れている人は、同系統でまとめることも良いでしょう。
背中一面を使って、描かれた和彫り風の八咫烏です。
額をつけてしまうと、黒い八咫烏が埋もれてしまうので抜き彫りで描かれることが多いです。
ポップなデザインで描かれたカラスのタトゥーです。
絵本などでもカラスは用いられるように、イラスト風にするととてもかわいらしくなりますね。
腕にカラスとドクロを組み合わせたデザインのタトゥーです。
カラスとドクロの組み合わせは一般的ですが、合体させるデザインは珍しいですね。
八咫烏のワンポイントタトゥーです。
羽根の表現が独特なのが、特徴的ですね。
菊などの花草に囲まれたカラスのデザインです。
ブラックアンドグレーで表現されがちなカラスですが、花などに色をつけても良いかもしれません。